【REPORT】vol.06 流 麻二果 + 本橋良介:虹の柱 《番屋プロジェクト/浜市番屋(東松島)竣工セレモニー》 〜 ワークショップ編 〜
2011.09.05
9月4日(日)に、東松島市に竣工した番屋(漁師さんが作業したり集まったりする場所、8月11日竣工の番屋第2号)で竣工セレモニーを開催してきました!
●セレモニーのコンテンツは……
=番屋の柱に、7月の《流 麻二果 + 本橋良介「虹の柱」@「アートフェア東京」》で東京のお子さん達が彩ってくれた壁紙を届ける&設置
=番屋近くにあっる浜市小の子供達が柱の壁紙を塗る《「虹の柱」東松島WORKSHOP》&設置
=番屋の前で、みんなでB.B.Q. !!
●集まったのは……
一緒にこのセレモニーを作った、
=宮城県漁業協同組合鳴瀬支所の漁師の皆さん
=番屋プロジェクトを始めた宮城大学竹内研究室の竹内先生と学生の皆さん
=宮城大学公認のアートコミュニケーション・サークル「ART STANDARD.」の学生の皆さん)
=我々、一時画伯
参加してくれた、
=市立浜市小の子供達と先生
総勢約50名の人達が集まり、このセレモニーの時間を共有しました。
↓WS途中の様子↓
このセレモニーの様子は、写真家のハービー・山口さんが撮影してくれたましたので、写真が届いたら、詳細のご報告とともにこちらでお知らせさせていただきます!!
人の内面が伝わる写真を撮り続けているハービーさんが、集まった皆のどんな表情を撮ってくださったのか、出来上がりが待ち遠しいです。
また、この様子が、毎日新聞(東京版:9月5日夕刊)に掲載されました☆
一時画伯にとって、初めて首都圏を離れて行うWSだったので開催するまではドキドキでしたが、こうして色々な人達と作り上げた時間を経て、新たな・そして大きな一歩を踏み出せたのではないかと感じています。
「アートフェア東京」での開催も含め、関わった全ての人達・参加者の皆さんに心から感謝いたします。
ありがとうございました!
こうしてどんどん繋がって、進んで行きましょう!
まずは、セレモニー開催のご報告と、お礼まで。
詳細REPORT + ハービーさんの写真も楽しみにしていて下さいね☆
From 一時画伯・事務局
↓↓↓というわけで、ここからはWS担当アーティストの流がレポートします!↓↓↓
一時画伯メンバーは前日9/3に東松島入りして準備をスタート。
台風が紀伊半島を直撃していた頃、ここ宮城の海も荒れていました。
左手遠くに見える数本の松林まで、津波が来るまでは陸続きだったそうです。
こんなにも地形を変えてしまった日の事を、忘れてはなりません。
9/4は驚くほどの晴天。
宮城大学竹内研究室による番屋プロジェクト第二弾「東松島 浜市番屋」も輝いています。
今日はこの竣工記念セレモニーを一時画伯が担います。
まずは「虹の柱」ワークショップから。
現地の子供たちの予定を優先して日程がズレこんだため、本橋良介さんは仕事先のパリに戻ってしまったのですが、不在を埋めるべく流 麻二果に加え、宮城大学のアートコミュニケーション・サークル「ART STANDARD.」のみなさんがスタッフに入ってくれました。浜市小の子供たちや先生をお迎えして、いよいよ作業スタートです。
真剣作業!
色を選ぶ目も真剣です。
ここは上水はきているのですが下水がまだなので、筆やカップを洗えません。ますます混色を工夫して新しい色の発見をするしかなくなって、色に対する興味も増したかな?
漁師のお父さん方も「俺もやっていいの~」と参加!
一本目が完成!
飽きることなく、塗り続けてくれています!
どんどん完成!オーディエンスもたくさん見守ってくださってます。
一方、宮城大学竹内研究室のみなさんによって、アートフェア東京での「虹の柱」がどんどん柱に巻かれていきます!
さすがのアクロバティックな動き!
道具が簡単に洗えない状況という理由もあったかもしれませんが、東京のビビッドで溌剌とした色彩に対して、東松島では優しい暖かい色調になりました。それらが混ざって番屋の室内を彩りました!
たたずんでいるのは浜市番屋を設計した宮城大学の岩城くん。
「虹の柱」が完成した浜市番屋の中で記念撮影!
参加してくれた浜市小の子供たち、先生、地元漁師のみなさん、宮城大学のみなさん、応援に立ち寄って下さった方々、そしてアートフェア東京で参加してくれた子供たち、ご協力下さった全ての方にこの場を借りて御礼申し上げます!
この日のBBQ PARTYの様子はこちらで。
(流)
一時画伯ロゴの画像のみ (C)ハービー山口