【REPORT】vol.31 尾花賢一:「アートフェアに怪人あらわる!木人(ぼくじん)積み木をつくろう」(@アートフェア東京2017)
2017.03.30
3月19日に実施した、vol.31 尾花賢一:「アートフェアに怪人あらわる!木人(ぼくじん)積み木をつくろう」(@アートフェア東京2017)のレポートです。
photo by Ichijigahaku
本年もアートフェア東京にて、キッズ・プログラムとしてワークショップをやらせていただきました!アートフェア東京では7本目のプログラムとなる今回は、一時画伯初参加のアーティスト、尾花賢一さんが担当!
ホッコリする感じとナゾめいた雰囲気をあわせもつ作品を制作している尾花さんらしいワークショップ「アートフェアに怪人あらわる!木人(ぼくじん)積み木をつくろう」を開催しました。
ワークショップに申し込んでくれた参加者のみなさんが会場にあつまって、
いざ、木人って?今日はなにをつくるの?どうやってつくるの?という、尾花さんのお話からSTART!
木人とは、木を積み木のように重ねることで誕生する生命のこと。
参加者はたのしく、自由に木人をつくるためのコツを教えてもらって、まずは核となる木を選びます。
お話をきいている最中から、木にさわりたくてウズウズしている参加者たちも。お気に入りの木を見つけよう!
木を見つけたら、色とりどりのカッティングシートやシールで彩って、木にどんどん命をふきこんでいきます。
集中してチョキチョキ、ペタペタ……。
途中、積み木をどんどん増やして、それぞれの木人の形を作り出します。
むずかしい動きをつかうことで、制作することに対して抵抗感を持って欲しくないーー。一時画伯とアーティストは、そんな願いをこめて、このワークショップの作業は、単純明快!切って・貼って・組み立てるだけ! というシンプルな構成にしています。
なので、小さな子も、ちょっとお姉さんの子も、年齢や経験を問わずに制作できるのです。もちろん、できない作業があったらスタッフがサポートします。「こうしたらもっと面白い形がでてくるかもよ?」など、大人たちからのアドバイスももらって、オリジナルの木人が出来てきました!
出来上がったら、参加者は木人の名前をつけて、尾花さんに伝えて完成◎
ワークショップ終了後、あまった木片やカッティングシート・シールを持って帰っていいよ〜!と伝えると、なんと材料がすべてなくなる、という。笑。参加してくれた一時画伯スタッフの友人家族から、「家に帰ってからも、翌朝も、木人づくりをしています!」という嬉しい報告がありました。
シールを増やすことではもちろん、積み木の重ね方次第で、木人はトランスフォームしていきます!日々、さまざまな発見をしていってください!
きっと参加者の子どもたちのほとんどが「積み木」で遊んだ経験があるでしょう。そんな親近感のあるアイテムとアートが結びついたこのワークショップを通して、自由に想像・創造することをより身近に体感してくれていたら幸いです。一時画伯は、子どもたちが創作することに苦手意識や抵抗感を持たないように、アートと触れ合う機会をつくり続けたいと願います。
参加者のみなさま、ありがとうございました!
そして、「アートフェア東京2017」での一時画伯ワークショップ開催にあたって、いつもご支援いただいているドイツ銀行グループのみなさま(今回も頼もしいボランティア・スタッフの方々でした!)、ご準備・ご調整いただいたアートフェア東京事務局の方々、カッティングシートの材料協力をしてくださった(株)中川ケミカル様、そして当日お手伝いいただいたボランティア・スタッフのみなさま、そして担当アーティストの尾花堅一さん、ありがとうございました!
今後とも、一時画伯をよろしくお願いいたします!