【REPORT】vol.32 角 文平:「あなたはだあれ? ーWho are you?」(@アートフェア東京2018)

2018.03.15

3月10日に実施した、vol.32  角 文平:「あなたはだあれ? ーWho are you?」(@アートフェア東京2018)のレポートです。

一時画伯、8回目の参加となる「アートフェア東京」では、美術家の角 文平さんに初担当していただきました。

日常にあふれている素材がモチーフになっている作品を多数、発表している角さんですが、このワークショップも、自宅で準備できるありとあらゆるものを、たっぷり使うプログラムとなりました!

 

 

ワークショップのタイトルは、「あなたはだあれ? ーWho are you?」

顔の形が描いてある紙が貼られている透明のアクリル板に向かって、「誰か」を思い浮かべて、自分の好きな素材で「顔」を作ります。

もちろん、ルールは無し!誰をイメージしてもOK!!

布や革、ボンボンや毛糸、カッティングシートなど、普段はちがう使われ方をされている材料を、自由に選んで、グルーガンでペタペタ貼って、「誰か」が出来ていきます。

角さんや、サポーターと相談しながら進めていくお子さんも、自分一人でどんどん作り上げていくお子さんも、人それぞれ。

各々のペース、センス、イマジネーションでチョキチョキ、ペタペタ!

 

↑ 材料選びも真剣 ↑

↓ 制作の様子 ↓ 


↓ 完成を角さんに報告!↓

 

 

「誰か」が出来たら、角さんの元へ「出来ました〜!!」と報告。

すると、角さんが、今までガイドラインにしていた顔の輪郭が描かれている紙を剥がしました!

そう、「誰か」を思い浮かべて作っていたら、それはなんと、「自分」にもなるお面だったのです。

というわけで、「誰か」だったものを自分に投影させて、写真撮影タイム!

アクリル板の下にミラーを装着して、自分の顔を自分で覗き込めるような仕掛けにして、お家に持って帰っていただきました◎(写真がなくてすみません!)

参加者の造形力から生まれたお面です!

スマートフォンなどにある写真加工アプリや、テレビ・ゲームなどで変身している場面など、2次元やデジタルで行われているものを、なんと自分でも作れる!ということ。こんなふうに想像し、創造することの楽しさを、このワークショップを通じて参加者に体感してもらえたら嬉しく思います。

アートフェア東京には、何度も参加させていただいておりますが、参加者のみなさんが目一杯、アートで遊べるようにするには毎回、緊張するものです。

ですが、今回も、たくさんの方々からのご協力・サポートをいただき、無事に終えることが出来ました。

ドイツ銀行グループの皆様、当日ボランティアスタッフの皆様、AFT事務局の皆様、そして、参加者のお子さんと保護者の皆様、角さん、ありがとうございました!

photo by Ichijigahaku

 

 

 

 

 

 

 

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