一時画伯発足以来、毎回ワークショップを実施している「アートフェア東京」。

今回の「アートフェア東京2015」にもお声掛けいただき、美術作家・井上尚子さんのワークショップをおこないました！

羽田空港でのワークショップに引き続き、「くんくんFlight」のアートフェア東京ver.  です◎

このプログラムでは、まちや森、施設などのなかで「におい」を採取します。これまで行ってきた制作型ワークショップと異なり、五感をつかって普段は意識していない「におい」や「感覚」に触れてもらう、体感型ワークショップ！

アートフェア東京ver. では、アート作品がたくさん置かれている会場（しかも、作品ジャンルも作家の国籍もバラバラの会場！）と、東京国際フォーラム周辺をFlightしてきました。

まずは参加のキッズたちが集合し、井上さん & 「くんくんエアライン」CA（キャビンアテンダント） の衣装に扮したスタッフから、ワークショップの内容や注意点などを説明、４チームに分かれます。

体感した「におい」をスタンプでメモするための「くんくんパスポート」を参加者それぞれに持ってもらい、そして各チームには専用CAがついて、子どもたちと親睦をはかりながら、フライト準備！いざ、「アートフェア東京2015」が開催されている会場へ。

会場内では、ギャラリーの方たちが作品を説明してくださり、さまざまな作品の「におい」をくんくん。

作品の形から来るイメージの「におい」もあれば、素材から来るものもあったかな？

カフェ・ラウンジスペースでは、採取した「におい」を忘れないように、みんなで相談しながらスタンプを押していきます。

（「ツーン」「ドキドキ」など、オノマトペによる分類で７種類のスタンプがあり、それぞれ「良いにおい＝金色」「くさい＝黒色」「どちらでもない＝青色」３つの色別にインクを選びます）

会場を後にしたら、今度は「アートフェア東京2015」会場が入っている建物・東京国際フォーラムの共有スペースを探検。

コインロッカーやエレベーター、壁、外にある草木やインスタレーションの「におい」を探します！

探検が終わると、最初に集まった部屋に戻り、各チーム毎、採取したにおいの数や感想を発表し、いちばん「におい数」が多かったチームには、井上さんからプレゼントが。

参加キッズたちは勿論、保護者の方たちも一緒に「くんくん」。人それぞれ「感じるにおい」は異なりますが、大人と子どもでもだいぶ違うのでしょう。「コインロッカーからブドウみたいな香りがしたよ！」というお子さんも。子どもたちの発見には、大人がビックリなことが多々あるワークショップでした〜。

ご協力いただいたアートフェア東京事務局のみなさま、ギャラリーのみなさま、そしてこのような機会をくださったドイツ銀行グループのみなさま、ありがとうございました！

参加ご家族のみなさま、ぜひまたワークショップにご参加いただけたら幸いです。

そして、次回の「アートフェア東京」もお楽しみに◎

くんくんエアラインCAのみなさまもお疲れさまでした！

関わってくださった全てのみなさま、本当にありがとうございました。

↓くんくんエアラインCA：)　　　いちばん左側が担当アーティストの井上尚子さんデス。